昨年度留学していた時にカメラを盗まれて以来,ずっと再購入しようと思っていたのですが,就活や研究などで忙しく,買う機会を逃し続けていました. 先日友人と祇園祭を見て回った時に,ファインダーを覗く友人の姿が羨ましく思ったことが,再購入を決断したきっかけです.
購入に際しては,第一に値段,第二に軽さを重視することにしました. 値段については,学生ゆえに金銭的余裕がなく,どうせお金をかけるならレンズに投資したいからであり, 軽さについては言わずもがな,少しでもコンパクトなほうが持ち出す機会も自ずと増えるからです.
手元にはまだDA 35mmF2.8 Macro Limitedが残っていたので,引き続きK-マウントのボディだけ買うか,他のマウントに手をだすか迷ったのですが,数年間使い続けた愛着もあることから,前者を選ぶことにしました. 暗所でのAFの遅さとか,動体へのAFの遅さとか,あとライブビュー時のAFの遅さとか,他社と比べて何かと残念なPentaxの製品ですが,不器用なところがなんだか憎めないんですよね.
前述の基準に照らしあわせ,比較検討したところ,K-S1が自分にはあってそうだったので,早速マップカメラで購入. 色は盗まれたK-30と同じ白にしました. このカメラ,発売当初は謎のLEDライト機能が不評であんまり売れなかったようなのですが,使っている時は全然気になりませんし,設定で常時OFFにすることもできます. ダイヤルの数は1つですが,K-30のころも,そんなに頻繁に2ダイヤルを同時に操作することがなかったので,これも問題ありませんでした. 重量も約500gと,同社製品の中では最軽量で,鞄に忍ばせるのに躊躇を感じさせません(ただし,軽いといえど某C社やN社は400g台の製品をいくつも揃えており,P社にももう少し頑張ってほしいと感じてしまいます…). あと,地味にGUI周りのフォントやアニメーションが改善されているところが新鮮で好印象でした.
先週末は早速DA 35mmF2.8 Macro Limitedをつけて京都の街にスナップ撮影に出掛けました. 以前便利ズームを持っていた頃は,単焦点レンズの出番は少なかったのですが,盗まれたことで使わざるを得ない状況になり,自分で足を動かして撮る楽しさを再認識しました. 手持ちのレンズを単焦点のみで構成するのも楽しそうです. またいい写真が取れたら,このブログにもupしたいと思います.