latexdiffでコンパイルエラーを回避したい

大体の問題は、数式か引用文献で発生するので、これらをdiffから除外してあげればよい: latexdiff old.tex new.tex > diff.tex --exclude-safecmd="cite" --math-markup=0

April 3, 2020

Dropboxの同時接続端末数制限を突破したい

概要 Dropbox便利ですよね。 何が便利って、真にマルチプラットフォームのクラウドストレージって、これくらいしかないという点です。 Google-Driveは便利ですが、何故かDebianに公式アプリが提供されておらず、サードパーティ製のアプリでなんとかする必要があります。 griveやgoogle drive ocamlfuseなどがあるなかで、自分は一時期rcloneを使って運用していました。 cronと組み合わせることでほぼリアルタイムな動機ができるのですが、API制限に引っかかると同期されないことがあるのが厄介でした。 また一時期はiCloudDriveにもトライしていました。 Apple製品で閉じているときは便利ですが、ubuntuとの連携はほとんど不可能といってよさそうです。 結局Dropboxに戻ってくるのですが、無料プランだと同時接続数に制限があるのが問題です。 今回それを無料のまま解除する指針を得たのでメモしておきます。 突破の手がかり まともに全部書くと、どこかから怒られそうなので、指針だけメモしておきます。 下記の事実をよく読みましょう: 有料のDropbox Professionalプランには同時接続端末数制限はない 有料プランには試用期間が設定されている すでに接続が認証されている端末が3台以上の場合、3台の制限が発生したタイミングで端末の認証が解除されるわけではない この2つの事実を紐付けて考えれば、答えは自ずと出てくると思います。 まとめ 怒られたらすぐ消します。

March 1, 2020

macからubuntu mateにxrdpでリモートログイン

概要 最近のコロナの騒ぎを受けて、弊社でもリモートワークが始まりました。 今まで社内では、macbookからデスクトップubuntuにsshでログインして作業していたんですが、異なるネットワークを介して接続したことはありませんでした。 弊社のネットワークはセキュリティを意識してか、vpn環境に入るとsshできず、rdpならできるという謎仕様なので、それならということでubuntuにxrdpサーバーを立ち上げてみました。 同様の記事は他にもたくさんあるのですが(例えばこことか)、あちこち情報が散らばってて設定に苦労したので、備忘録として残しておきます。 環境 繋ぐ方:macOS 繋がれる方:ubuntu mate 18.04 ubuntu側の設定 まずRDPをするのに必要なパッケージをインストールします。 sudo apt install xrdp xorg xorgxrdp xorgxrdpを入れるのを忘れていると、リモートログイン出来ても、その後ブラックスクリーンになるので注意します(ここでハマった)。 つぎに、ログイン後のカーソル周りの不具合を治すために、/etc/xrdp/xrdp.iniでつぎの行を書き換えます。 書き換え前: new_cursors=true 書き換え後: new_cursors=false さらに、~/.xsessionにつぎのコマンドを書き加えます: unset DBUS_SESSION_BUS_ADDRESS export GTK_IM_MODULE=ibus export QT_IM_MODULE=ibus export XMODIFIERS="@im=ibus" ibus-daemon -rdx exec mate-session ほかの方の記事では、/etc/xrdp/startwm.shに書き込んでいたのですが、こっちに落ち着きました。 また~/.xsessionrcは空のままにしておきます。 最後に~/.zshrcの下の方につぎを加えます。 export "LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=1" unset SESSION_MANAGER 正直何がなんだかわからないまま試行錯誤した結果、上記の設定でつなげるようになりました。 mac側の設定 まずmicrosoft remote desktop clientをインストールします。 App Storeからダウンロードしてください。 起動したら、新規のPCを追加し、 PC name: ubuntuのipアドレス user account: ubuntuのユーザ名とパスワード とします。 これで保存し、接続したらつなげるはずです。

March 1, 2020

15万円で揃える在宅環境

最近引っ越しました。 WFHも続きそうだし、これまでちょっとずつ揃えてきたデスク周りの環境をまとめておきます。 全体像はこんな感じ。 机(17k) IKEAで買ったテーブルトップに脚をくっつけたもの。脚を細いやつにしたためちょっとぐらつくけど、許容範囲内。 https://www.ikea.com/jp/ja/p/gerton-table-top-beech-30162246/ https://www.ikea.com/jp/ja/p/olov-leg-adjustable-black-90264303/ 椅子(20k) メルカリで買ったミラチェア。 座面が死んでたのでAmazonで買った低反発マットを敷いて使っている。 腰痛もちだったが、毎日プランクしてこれに座っているとけっこう改善された。 PC(160k) macbook pro 13 inch 2017 家では重い作業はしないのでこれで十分だったが、在宅勤務が始まったのでもう少しいいマシンがほしい。 まだ購入して2年ほどだが早くもバッテリーが膨張してきた(替え時かもしれない)。 キーボード(33k) HHKB Professional Type-S 職場で使っているキーボードに合わせて自宅でも購入。 ポインタ(4k) Logicool M575 将来macOS以外のOSを導入したときのために導入。 MxErgoと迷ったが、HHKBと合わせて電池式にした。 モニタ(33k) PhilipsのPH15875856というモニタ。4Kは自分にはオーバースペックだと感じたため、31.5型、WQHD、usb-cで接続できるモニタで探した。 最初発色が狂っていたが、ドライバを更新して設定をいろいろ変えるうちに改善した。 https://www.philips.co.jp/c-p/328P6AUBREB_11/brilliance-lcd-monitor-with-usb-c-dock モニタアーム(5k) HPのモニタアーム。メルカリで購入。 モニタが重いため、少しぐらつく。 HP(ヒューレット・パッカード) HP(ヒューレット・パッカード) シングルモニターアーム BT861AA PCスタンド(2k) クラムシェルモードでPC立てておくためのスタンド。木製でいい感じ。これもメルカリ。 スピーカー(12k) OnkyoのGX-100HD。アンプ内蔵、デジタル入力(光ケーブル or 同軸)が使える機種で探した(おなじみメルカリ)。 音の粒感が安いスピーカーとは違うので気に入っている。 低音が少し弱いというレビューも見かけるけど、自分にはちょうどよい。 ONKYO WAVIO パワードスピーカーシステム 15W+15W GX-100HD(B) USB-DAC(3k) かつてモニタ裏面のアナログ端子からスピーカーにつないで音を流していたが、ノイズが鳴るようになったため導入(モニタの端子の劣化が原因?)。 DACをモニタ裏のUSB端子に挿しておけば、PCをモニタに挿すことで自動的に出力がデジタルに切り替わるようにできる。 DACもスピーカーも24bit/96kHzの音源に対応しているため、ハイレゾも一応流せるようになった。 FX-AUDIO- FX-D03J USBバスパワー駆動DDC HHKBやトラックボールを買ったりしてたら10万円を超えてしまいました。 あとは机の脚をなんとかしたいのと、PC本体を買い替えたい。 お仕事もがんばります。

January 17, 2020

新年を迎えて

約一年ぶりのブログ更新です。 昨年は、公私ともに転換点を迎えた年でした。 仕事では愛知から東京への転勤を経験しました。 基本的に業務内容は地続きで、愛知での研究テーマに引き続き取り組んでいました。 対外的なアウトプットとして、査読付き国際学会採択2本、査読付き論文誌採択2本、特許出願1件を経験することができました。 またプライベートでは、実家にいた父が亡くなりました。 父は10年の長きに渡り心の病気に苦しみつづけていました。 病気の苦しみは家族に向かい、僕は逃げることしかできなかった。 訃報を聞いたときは、正直悲しみより安堵を感じてしまいました。 それまで生活を共にしていた祖母も叔父の家に越すことになり、実家には母だけが残る形になりました。 父の死に対して自分がベストを尽くしたとは到底言えないし、罪悪感で今も父の悪夢を見る。 罪滅ぼしかもしれませんが、せめてこれからはずっと味方でいてくれた母の力になれたらと思います。 今年は東京ならではの業務が本格的に始まり、仕事がますます充実しそうです。 ただ、それ以上に私生活が忙しくなりそうで、すべてを満足にこなすのは無理だと予想しています。 自分にとって大事なものを見極め、身近な人たちに心を尽くすことを大事にして、日々を過ごそうと思います。 本年もよろしくお願いします。

January 1, 2020