約一年ぶりのブログ更新です。 昨年は、公私ともに転換点を迎えた年でした。

仕事では愛知から東京への転勤を経験しました。 基本的に業務内容は地続きで、愛知での研究テーマに引き続き取り組んでいました。 対外的なアウトプットとして、査読付き国際学会採択2本、査読付き論文誌採択2本、特許出願1件を経験することができました。

またプライベートでは、実家にいた父が亡くなりました。 父は10年の長きに渡り心の病気に苦しみつづけていました。 病気の苦しみは家族に向かい、僕は逃げることしかできなかった。 訃報を聞いたときは、正直悲しみより安堵を感じてしまいました。 それまで生活を共にしていた祖母も叔父の家に越すことになり、実家には母だけが残る形になりました。 父の死に対して自分がベストを尽くしたとは到底言えないし、罪悪感で今も父の悪夢を見る。 罪滅ぼしかもしれませんが、せめてこれからはずっと味方でいてくれた母の力になれたらと思います。

今年は東京ならではの業務が本格的に始まり、仕事がますます充実しそうです。 ただ、それ以上に私生活が忙しくなりそうで、すべてを満足にこなすのは無理だと予想しています。 自分にとって大事なものを見極め、身近な人たちに心を尽くすことを大事にして、日々を過ごそうと思います。

本年もよろしくお願いします。