購入理由

正月で帰省中、ふと計算機がほしくなった。 会社のネットワークはsshがブロックされているため、家から繋ぐにはRDP接続する必要がある。 通信がラグい時もあり、ストレスで出社したりしていた。 家に計算機があれば、ちょっとした計算を家で回すことができると考えた。 (家族のいない間ゲームをしたい気持ちもあった

要件

せっかくなので、最近話題のIntel12世代CPUを積んだやつがいい。 GPUはあんまり使わないだろうけど、機械学習に興味がなくはない(本音はゲームがしたい)ので、それなりのやつを積んでた方が良い。 メモリは32GBあれば十分だけど、16GBでも良いかもしれない。 価格は高くても25万円くらいで抑えたい。

調査

初めはフロンティアやドスパラなどのBTOを探したけど、途中から欲が出て自作したくなった。 ただ今はあらゆるパーツが高騰していて、自作するとBTOより高くつくことがわかった。 年末年始で各社がセールを行なっており、パソコン工房の自作キットが魅力的だったので(これ)、新年早々寒空の下店舗に並ぶなどしてみたが、惜しくも購入できなかった。

購入したPC

結局Dellのxps8950を買った。

スペックは以下のような感じ:

  • 第12世代 インテル® Core™ i7 12700K (12コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz - 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)
  • 水冷CPUクーラー
  • NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 Ti 8GB GDDR6 (LHR)
  • 16GB デュアルチャネル DDR5 (2x 8GB) 4400MHz; 最大 128GB
  • 512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート) + 1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
  • 750W電源(プラチナ)

リンクはここ。 値段は今はちょっと高くなっているが、買った当時は学割+即納セールを利用し、21万円ちょっとだった。 DDR5メモリが枯渇する中、上記スペックのものとしては結構お買い得だったと思う。

調べると、xpsは前のモデルが排熱に問題があるとして悪評があるようだった。 それは主にケースが小さすぎる、クーラーがリテールクーラー並みにしょぼい、という理由によるもので、本モデルはケースが大きくなり、水冷クーラーを選べるので、問題にはならないと考えた。

購入後

久しぶりに必需品じゃないもので大きな買い物だったので、緊張した。 届いてすぐ、Geekbenchなどのベンチマークを回してみたが、同等のスペックのものより少しだけスコアが低かったので、やはり排熱問題は若干残っているのかな、と感じた。 とはいえ、ケースファンがとてつもなくうるさくなるとかは今のところないので、快適に使えそう。

今まで家ではm1 macbook airのみで過ごしていた。 モニタ、マウス、キーボード、スピーカー、webカメラなどの周辺機器は共有のものとしたかったので、ちょうどいいスイッチャーはないかと探したところ、以下のような製品を見つけたので、早速購入した。

サンワダイレクト パソコン切替器 Type-C⇔HDMI 搭載PC PD対応 USB2ポート/マウス/キーボード Windows Mac対応 400-SW037

PCと切替器が届いてからは、設置と配線にかなり苦労した。 使っているデスクがスタンディングで上下するため、ケーブルが伸び切ったりしないよう工夫する必要があった。 また、子どもに電源を押されないよう、カバーをかけるなど対策が必要だった。

環境構築

m.2 ssdを追加購入し、増設した。 初めこっちにubuntuをインストールする予定だったが、せっかくなのでWSLを使うことにした。 WSL環境に外部からアクセス得切るようにすることが目標だったが、悪戦苦闘するうちにこれを実現できた。 時間が出来次第こちらも備忘録としてまとめておきたい。